きょうはボランティアグループききみみずきんの定例イベント、平日ガイドウォークの開催日。
晴れてはいるものの、朝9時の気温がマイナス2度、日中でもトレイルが凍る今冬いちばんの寒さでした。
そんな寒さの中でも参加者が8人、ボランティアメンバーはリーダーのHさんを含め5人集まり、賑やかなイベントになりました。
Hさんが決めた今日のトピックは冬芽。対象が小さく目立たないのでちょっととっつきにくいかな、と思ったのですが、皆さんとても積極的で、Hさんが紹介されたものを一つ一つ、虫めがねを使って熱心に観察されていました。180111-1

しめくくりは桜山貯水池湖畔からのカモ観察。ここでなんと、大変めずらしいトモエガモを発見しました。トモエガモは環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に入っている希少種で、桜山貯水池では年に一度見られるかどうかという珍鳥です。幸い岸に近いところにいたので、参加者の多くの方が貸出し用の8倍の双眼鏡でもオスの顔の模様を確認することができたようです。(斉藤)
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[オスのトモエガモ(中央)とオスのヨシガモ(後方) 本日撮影]
※これまでトモエガモが桜山貯水池に居続けるのを確認したことはなく、たいがい翌日にはいなくなります。

新年あけましておめでとうございます!
楽しいお正月だったでしょうか?

新年初めての日曜日は、たくさんの人が森に来られました。
お目当ては野鳥の人が多いようでしたが、森の冬の楽しみは他にもいろいろとあります。

例えば、チョウ。
「そんなバカな!」と思う人もいるかもしれませんが、森には成虫で冬を越すチョウがいます。
ひなたぼっこをするテングチョウ
(日向ぼっこをするテングチョウ)
テングチョウの他には、キタキチョウやウラギンシジミなどもポカポカとした日に出てきているかも!

それから、人気者だけど木の皮をかじったりするので少し困っているシカ。
森のシカ
(森のシカ)
最近はシカの毛束が落ちていることが多いです。
シカの毛
(シカの毛)
フンも落ちていいますね。
シカのフン
(シカのフン)
こんな抜け落ちた毛束やフンは「フィールドサイン」といって、シカがそこにいた証拠になります。
フィールドサインを見つけるのは、小さい子どもたちのほうが上手かもしれません。

また森に来た時に、探してみてくださいね!
(井内)

去年の今頃、森の中でコナラについている樹名板をひっくり返すと、産卵中のクヌギカメムシの仲間がいました。写真1
(産卵中のカメムシ)

この写真を専門家に送って名前を訪ねたのですが、腹側をみないと種類がわからないとのこと。
すぐにカメムシがいたところに引き返して見てみたのですが、残念なことにもう姿はありませんでした。

そして今年こそリベンジ!ということで、一昨日樹名板をひっくりかえすと産卵中のカメムシがいました!
調べてみると、お腹側のヘリにある気門が黒ではなく、お尻の先が平坦なヘラクヌギカメムシでした。写真2
(カメムシのお腹)

調べるのに1年かかりましたが、と~ってもスッキリしました!(井内)

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