敷地北側の谷部に造成された小さな調整池(通称トンボ池)はトンボなど昆虫類の生息地であるだけでなく、ニホンアカガエルやモリアオガエルの産卵・生育場所にもなっています。
このトンボ池には毎年のように大雨で土砂が流れ込み、そのたびに水際付近の土砂だけは取り除いて一定の水面を確保するものの、全部の土砂を取り除くことはできずにいました。
その手をつけられずにいる部分に数年前からハンノキやススキが生育しはじめ、いよいよ放っておけなくなったため、去る12月23日と25日、ボランティアグループききみみずきんに協力を募り、土砂と植物(おもにハンノキとススキ)の除去作業を実施しました。

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[作業開始時]

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[休憩しているとジョウビタキがやってきて虫をゲット]

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[作業終了時]

2日に渡る作業の結果、今回一番の目的であった植物の除去は終えることができましたが、堆積した土砂をすべて取り除くことはそう簡単にできそうにありません。
とりあえず来年早々にもう一回作業をして、2月から本格的に始まるニホンアカガエルの産卵に十分な水面を確保したいと思います。

霜が降りたり、雪が降ったりするようになりました。自転車に乗っていると鼻と耳と指が冷たくて手袋やマスクをしています。
でも、そんな寒さの中でも花を咲かせている植物があります。

まずは、北側にある「フユザクラ」。11月の初めには咲いていました。お正月にも咲いているようです。フユザクラ


森の中で、ちょこちょこ見かける冬のシハイスミレ。尾根筋や日がポカポカ当たるようなところで咲いていることが多いように思います。咲いているのを見つけるのは、宝探しのように楽しいですよ。シハイスミレ


モチツツジは、だいたい1輪だけで咲いているのを見かけます。例年、番号札の1~2番の間、3~4番の間、19番などで咲いています。探してみてください。モチツツジ

この前の土曜日(12月3日)、ボランティアグループききみみずきんのイベントに同行してネイチャーセンター付近のアラカシ林に入った時のこと。ふと見ると、そばのアラカシの根元にオオスズメバチが6、7頭、幹の傷口から出る樹液に集まっていました。16-12-08-1

すぐさまリーダーさんに伝え、その場に近づかないようにしたのは言うまでもありません。
それから5日。一昨日の明け方には気温が氷点下にまで下がりましたが、どうなっているか?
行ってみると同じように6頭が黙々と樹液を舐めていました。16-12-08-2

前に見たときは越冬前の(来年繁殖する)新女王たちだと思い込んでいたのですが、よくよく見ると女王にしてはちょっとサイズが小さいようにも思えてきます。
参考書(松浦誠著「スズメバチはなぜ刺すか」)を見ると、クロスズメバチの場合、新女王バチは巣から出て直ちに交尾をしたあとは速やかに冬ごもりするそうです。オオスズメバチも同じ習性を持つなら、このハチたちは働きバチということになります。もし働きバチだとすると冬を越すことはありません。この時期、まだ巣があって働いているのでしょうか?それとも自由の身となり、余生を送っているのでしょうか?

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