新年度が始まりました。時を同じくして森には夏鳥が渡来し始めます。
気にはなっていたのですが、昨日はデスクワークが忙しく、夏鳥チェックに行けずに一日が終わろうとしていました。
そこへ森に鳥の写真を撮りに出かけられた方がもどってこられ、「こんな鳥が撮れましたけど..」と写真を見せてくださいました。
(あ~、やっぱり...)。
写っていたのは毎年真っ先に森に渡来するセンダイムシクイでした。

けさは早く出勤して、きのうのお客さんが撮影された番号札30番付近に行ってみると、2箇所からセンダイムシクイの特徴的なさえずり「チヨチヨビー」が聞こえてきました。
さらに歩を進め、例年センダイムシクイを初めて確認するヤンマ池あたりに行き、しばらく耳を澄ませていましたが、ここではさえずりを確認できませんでした。そのかわり、センダイムシクイと同じ頃に渡来するヤブサメのさえずり「ジィジィジィジィジィ・・・」を確認することができました。

そこからさらに谷筋のトレイルを400メートルほど歩いて折り返し、ヤンマ池にもどってみると、先ほどの静けさとは打って変わって、4羽ほどのセンダイムシクイがゆるやかな群れのようになって飛び回り、そのうちの2羽がにぎやかにさえずっていました。
今まさに渡来してきたばかりといった風でした。
下の写真はそのときのものです。(斉藤)
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春まっさきに姿を見せる昆虫のひとつにビロウドツリアブがいます。今年の初認は3月19日で、以降よく見られるようになりました。
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上の写真は26日に芝生広場で撮影したものです。
少し寒かったからでしょうか、マツの葉にとまり、じっとしていました。

ビロウドツリアブは地面の近くを飛びまわり、花の蜜を吸います。
ホバリングといって、空中に止まっているように飛ぶことができます。
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[2013年4月8日撮影]
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[交尾中 2011年4月7日撮影]

名前のとおり、体がビロウドのような毛で覆われており、蜜を吸う姿も愛らしいアブですが、幼虫は肉食で、ヒメハナバチの幼虫に寄生するそうです。

(片岡)

前々回のブログではまだ匂い始めてないとお伝えしたヒサカキの花の匂いは今、盛りを迎えようとしています。
ウグイスのさえずりもすっかり耳に馴染んできました。
カワラヒワ、ホオジロ、ヤマガラ、シジュウカラのさえずりも活発です。
最近、さらにメジロのさえずりが加わりました。
mejiro
[さえずるメジロ 2012年4月21日]

3月16日が今年の聞き始めです。
「チィチ、チーチーチー」、明るくにぎやかなこのさえずりを聞くと春がやってきたなあと心が和みます。

メジロは2月にはほとんど森で姿を見なくなっていました。
今もまだ少ないですが、ひと頃よりはよく見るようになってきました。

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