一昨日、事務所の窓ぎわでデスクワークをしていると、
窓のすぐ横の生垣から何かがひょこっと顔を出したのが視野の隅に入りました。

立ってのぞきこんでみると、それはアナグマでした。
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地面をごそごそと、えさを探しているようです。
生垣の中を少しずつ移動していくので、移動先を予測し、先回りして待っていると...

現われました。1905002-2

4mほどの距離です。じっと静かにしているこちらに気づいているような、いないような。1905002-3
警戒している様子はありません。

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後頭部と背中に傷を負っています。

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と、その時、一仕事終えた森の職員たちが休憩をとりにどやどやとセンターにもどってきました。アナグマはその足音と声には驚いて、一目散に逃げ去りました。

その日は2組のご家族からセンターの近くでアナグマに出会ったという情報をいただきました。
そのうちの1組は、前方から走ってくる2頭に鉢合わせし、びっくりしたが、向こうも驚いて方向変換し、走り去ったとのことです。

春はアナグマの交尾期で、行動が活発になるようです。私が見たアナグマの傷はオス同士の争いが原因かもしれません。(斉藤)

4月9日にクロツグミを確認したことをお伝えしましたが、その日から2日の間に夏鳥の初認が相次ぎました。

9日(夕方) キビタキ
10日 アカハラ、コサメビタキ
11日 コマドリ、オオルリ

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[コマドリ 4月11日撮影]

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[キビタキ 静かでした。本日撮影]

今年、センダイムシクイとヤブサメの初認はそれぞれ3月26日、27日と記録的に早かったのですが、そのあと夏鳥は続きませんでした。
そして今朝、森を歩いていると、この時期よく見かけるシロハラの声に似ているが、それよりちょっと強めの「シー」という声が見とおしの悪い林床から聞こえました。
さいわい飛び去る前にその声の主がクロツグミであることを確認でき、証拠写真も撮ることができました。
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[2枚とも本日撮影]
クロツグミは、かつて一度だけ観察の森で営巣を確認したことがありますが、例年この森を素通りしていく夏鳥です。声量のある美しいさえずりの声で渡来に気づくことが多いですが、今回のような形での初認も結構あります。(斉藤)

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