数日前のよく晴れたお昼休み、ベランダに出てみると、プランターに植えられたパンジーのまわりをミツバチのようなハチが10~20匹ほど、敏捷に飛び回っていました。
花にとまったところで長い触角を確認。
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ニッポンヒゲナガハナバチでした。

このように触角が長いのはオスだけです。
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[ニッポンヒゲナガハナバチのメスと思われる]

花にとまっているハチをさがしていると、3匹が団子状態になっているのを見つけました。
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オスがメスに交尾しようとしているところに別のオスが割り込んできたのでしょう。
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ニッポンヒゲナガハナバチはミツバチのような集団生活を営まず、交尾を終えたメスは地面に穴を掘り、そこに幼虫のえさとなる蜜や花粉を集めて卵を産みますが、そのあと子の世話をすることはないそうです。

けさ、10時10分頃のこと。
ベランダ西側のアベマキの木から、この森ではあまり聞くことのない鳥の声がにぎやかに聞こえてきました。
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[中央がアベマキの木]

スズメとほとんど同じですが、ちょっと高めの声。
ニュウナイスズメです。
声はするのですが、姿は茂り始めた若葉と雄花の中に埋もれ、すんなりとは見つけられません。
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[どこにいるかわかりますか?]

若葉か雄花に潜む小さなガの幼虫をさがしているようでした。
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[メス]

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[オス]

ニュウナイスズメは本州中部以南で越冬し、中部以北で繁殖する漂鳥(または渡り鳥)です。
観察の森では越冬の記録はなく、渡りの時期(とくに春)に見られる通過鳥です。

見ていると、三々五々、ベランダの東側のコナラとクヌギの木に移動していきます。
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[移動先の木々]

撮影のため中断しながらのカウントで230羽。間違いなく300羽以上の群れです。
群れはベランダ東側の木々にしばし留まり、ベランダは時ならぬにぎやかさに包まれましたが、群れはさらに東へと移動していき、10時40分にはもとの静けさにもどりました。

森のボランティアグループききみみずきんの活動に、今年度から新たに月1回(開催予定)の平日ガイドウォークが加わりました。
先の木曜日、その第1回目が開催され、同行させてもらいました。
天気に恵まれ、明るい新緑の中、野鳥のさえずりを聞いたり、樹木の花などを観察しながら、山頂まで気持ちよく散策しました。
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帰り道の中央広場付近では夏鳥のコマドリのさえずりを堪能した直後に冬鳥のルリビタキが登場。
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[冬の間、この場所に滞在していた個体と思われます]

南から渡来した夏鳥と、これから北へ去る冬鳥を同時に見るという、この時期ならではの体験でした。

ききみみずきんの平日のガイドウォークの今後の予定は
5月21日(木)、6月11日(木)、7月9日(木)の
9:30~11:00で、事前申し込みは不要です。
少人数(たぶん)で気軽に話しながら森を歩きたい方はどうぞご参加ください。

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