番号札7付近にある樹液の出るコナラの木(通称三又コナラ)にはいろいろな種類のスズメバチがやってきますが、先日、いつも見慣れているのとは一見して異なる黒っぽいスズメバチがいました。
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[8月14日撮影]
チャイロスズメバチです。
全国的に個体数は少なく、とくに中部地方より南では稀な種で、この森では昨年の6月に初めて確認されたばかりです。
このスズメバチが特異なのは体色だけではなく、ほかのスズメバチの巣をのっとるという繁殖手段もそうです。
ターゲットになるのはモンスズメバチかキイロスズメバチの女王で、それらを刺し殺して巣を奪い、そこにいる働きバチも利用して繁殖をおこなうそうです。
昨年につづき今年も現れたということは、観察の森の構成メンバーとしての地位を獲得したのかもしれません。