ウスタビガはヤママユガの仲間の大型のガです。
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[ウスタビガのオス(左)とメス(右)]
春に孵化して成長し、
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[成長した幼虫]
6月頃、特徴的なまゆをつくって中でさなぎになり、
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[まゆ]
10~11月に羽化します。

今年はウスタビガの発生が多いようで、1~2週間前には、まもなくさなぎになる幼虫が地面を移動するのをよく見かけました。
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[移動する幼虫]

最近は前ほど幼虫を見なくなりましたが、今度は地面に落ちている真新しいまゆをよく見かけるようになりました。
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中は何物かに食べられたらしく、からっぽです。
下の写真のようにまだ完成していない薄いまゆが裂かれたものも見られますが、多くの場合、上の写真のように完成した無傷のまゆがついた枝が折られて落ちています。07

まゆには開閉口があり、自然の状態では閉じていますが、まゆ本体を強く押すと開きます。
おそらく捕食者は足などを使ってまゆに圧力をかけ、開閉口から幼虫を押し出したのではないかと推理します。
まゆの大きさや頑丈さ、枝を折る力を考えると小鳥のしわざではないように思います。
今のところ第一被疑者はハシブトガラスです。(斉藤)