2015年05月

今日は、兵庫県立人と自然の博物館から山内健生氏にお越しいただき、「マダニの生態を探る~知っておきたいマダニの話~」と題して、森のセミナーを開催しました。参加者は大人の方ばかりの18人でした。

初めに、マダニのお話を聞いて話

野外へ

ダニの採取方法をレクチャーしていただき、説明

ダニのいそうなところで採取に挑戦。採取

みなさん、ダニを採取することができました。ダニ

質問も活発に出て、大変有意義なセミナーとなりました。

テングチョウは成虫で越冬し、春の訪れとともに活動を開始します。
今春は3月初旬に姿を見始め、3月中頃に盛期を迎えたあと、4月末にはほとんど見なくなっていました。
それが3日ほど前からふたたび姿を見かけるようになっています。
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[5月22日撮影]
冬を越した成虫が卵を産み、その卵が幼虫、蛹を経て、いま羽化の時期を迎えているのだと考えられます。

今年は記録的な早さでモリアオガエルの産卵が始まったことを5月2日のブログでお伝えしました。
その後、16日、18日の雨で産卵は活発化し、例年よりも早いペースで卵塊が増えています。
下の写真はホタル大池のようすで、昨日までに12個の卵塊を確認しました。
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ホタル大池よりも大きな産卵場のトンボ池では、2年前の大水で主要な産卵場所となっていた岸の樹木が枯死し、モリアオガエルの産卵活動への影響を懸念していましたが、昨日行ってみると、下の写真のように主に草の根などを利用し、16個の卵塊が産みつけられていました。(ちなみに昨年はちょうどこの時期に最初の1つ目を確認しました)2150520

少し間が空きましたが、自動撮影カメラによる4月の定点観測結果です。
今回いちばんのトピックは、4月16日になんとサルが捉えられたことです。
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尾の短かさからニホンザルと考えられます。
観察の森では10年ほど前に1度、来園した方からサルを目撃したという情報が寄せられたことがありましたが、確実な記録はこれが初めてです。

ニホンザルは群れで生活を営みますが、オスは生涯のいずれかの時期に生まれ育った群れを離れるそうです。
今回写った個体はそのような「離れザル」だろうと思われます。

きょう、ホトトギスの鳴き声(「テッペンカケタカ」と聞こえます)を確認しました。
例年より10日ほど早く、またこの20年で3番目に早い初認日です。

きょうはまた、珍しいお客さんにも出会いました。
ヤンマ池から飾西への谷道を下っていると、谷を覆うコナラの樹冠部から「ピュー」と聞こえる、か細い、かすかな声が聞こえました。
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聞き慣れない声です。しばらく粘り、姿を確認することができました。
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ヒレンジャクです。
10羽ほどいて、葉や枝についているガの幼虫を食べていました。
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ヒレンジャクは冬鳥で、これから繁殖地であるロシア方面に旅立っていきます。

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