2015年06月

6月21日にニイニイゼミの鳴き声を確認したばかりなのに、
昨日(25日)にはなんとアブラゼミとヒグラシの鳴き声を確認しました。
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[アブラゼミ 2014年8月9日撮影]

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[ヒグラシ 2012年7月26日撮影]

どちらも7月半ば頃に初めて声を聞くのが普通です。
過去18年間でもっとも早い記録はアブラゼミが7月4日、ヒグラシが7月7日ですから、今年はいかに早いかがお分かりいただけると思います。

なお、前回言い忘れましたが、ニイニイゼミの初鳴きも今年は例年より1週間ほど早く、この19年間で2番目の記録(1番は1998年の6月20日)です。

一昨日の6月21日、レンジャー3人がそれぞれ違う場所でニイニイゼミらしき声を聞きました。
「らしき」と断定的でないのは、鳴きはじめたばかりのニイニイゼミの声はとても小さく、ひょっとしたら空耳?あるいは聞き間違いかも、という思いが少しあるからです。
でも今回の場合は3人ともに体験しているので、6月21日を今年のニイニイゼミの鳴き声の初認日とすることにします。
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[ニイニイゼミ 2014年8月9日撮影]

そして今日は間違いなくはっきりとしたニイニイゼミの鳴き声を聞くことができました。
この声が聞こえはじめると、いよいよ夏がやってくるぞという心構えになります。

今回の「森の不思議さがし」はテレビ取材をうけました。
ホタルガやカノコガ(トンボみたいなガと言われてました。)、クスサンなどの幼虫や脱皮殻にうんち。不思議さがし_うんち

カマキリやバッタの子ども達。ちょっとさわれない、動きが早くてじっくり観察できない場合は、チャック袋に入れて観察しました。不思議さがし_チャック袋

不思議な動きをするガガンボの仲間やクモ。美味しそうに見えるヤマモモの実などを歩きながら見つけました。不思議さがし_階段

最後に粘菌のツノホコリが出てました。ツノホコリ

放映時に出てくるかも?
テレビ放映は6月20日(土)朝9時~(サンテレビ)です。

ボランティアグループききみみずきんは今年度、新しい活動として「ため池や湿地の植物調査・勉強会」を立ち上げました。
きのうはその第一回目の活動日。
会の発起人であるHさんのお取り計らいで、姫路市立手柄山温室植物園園長の松本修二さんを講師にお招きし、園内の主なため池と湿地を巡りました。
松本さんは播磨ウエットランドリサーチの代表も務められておられるその道のエキスパートです。
まだ観察の森の植物リストに記載されていなかった植物種が次々と明らかになりました。
種の同定だけでなく、湿地環境を維持するための手法について助言もいただくことができ、レンジャーにとっても非常に得るものが多い調査・勉強会となりました。
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[ホタル池にて ため池では水質調査も実施]
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[16番湿地にて]
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[ヤンマ池にて ヒルムシロ類の見分け方について教わる]

クスサンはヤママユガ科の大型のガです。
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[クスサンのメス]

幼虫はその名のとおりクスノキの葉のほか、いろんな木の葉を食べますが、観察の森ではとくにクリの葉を好んで食べます。
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[クスサンの幼虫]

昨年と一昨年、5月から6月にかけてこのクスサンの幼虫が大発生し、センター前のクスノキや、園内で目にするクリの木のほとんどが丸裸にされました。
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[葉を食べつくされたセンター前のクスノキ 2013年6月16日]

はたして今年も大発生するのか、注目していましたが、どうやら今年はほどほどの発生で終わりそうです。
センター前のクスノキではよく探せば少し見つかる程度で、園内を歩いても丸裸にされたクリの木は多くありません。
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[今年のセンター前のクスノキ 昨日撮影]
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[やっと1匹発見]

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