2015年07月

夏休みの工作行事として、姫路の森にもやってくる夏鳥、キビタキとオオルリのブローチ作りを行いました。
講師は豊庸夫さん。
普段は木を削って実物大の立体的な鳥をつくるカービングをされています。
今回は5センチほどの小さな野鳥作成に挑戦です。

作業は
1)鳥の形の木型の表面をやすりで削る
2)ビーズの目玉を入れる
3)色を塗る
4)後ろにピンを付ける
5)ニスを塗る
という行程で進みました。
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2時間という短い時間でしたが、みなさん集中して取り組まれ、30個の素敵な小鳥が完成しました♪

工作をきっかけに野鳥や自然に興味を持ってもらいたいという思いから生まれたこの行事。途中には様々な野鳥のくちばしについてのお話等もあり、参加者の皆さんも興味深げに聞かれていました。

早春に現れたテングチョウがいったん見られなくなったあと、5月下旬にはその子の世代と考えられるテングチョウが姿を現したことをこのブログ(5月24日)で紹介しました。
そのテングチョウたちも6月中旬には見られなくなっていたのですが、約1月の間をおいて、最近またテングチョウの姿を頻繁に見るようになりました。150718

テングチョウは5月ごろに羽化したあと、夏は休眠し、秋に活動を再開、冬ふたたび休眠に入り、翌春に繁殖して一生を終えるのが一般的なパターンだそうです。
この森でも6月以降は秋まで姿を見ないのがふつうなのですが、今年のように夏場に頻繁にみることもまれにあります。
春に羽化した個体のうちの一部が翌春を待たずに繁殖をおこない、その子の世代がいま出現している可能性があります。

7月7日、団体対応の下見で、ひと気のない雨の森を歩いていると、湖岸ぞいの観察路でめずらしい生き物に出会いました。
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ニホンヒキガエルです。
体長は優に10センチを超えるりっぱな成体です。

もともとこの森ではあまり見ることがないカエルなのですが、とくにここしばらく見ていなかったので気になっていました。
センターにもどり、記録を見ると、前回確認したのは5年前の平成22年6月でした。

今年はニイニイゼミが平年より1週間ほど早く、そしてアブラゼミとヒグラシが平年より20日ほど早く鳴き始めました(関連記事をこのブログに掲載しています)。
こうなると気になるのは他のセミたちですが、きょう、ツクツクボウシの鳴き声をネイチャーセンター付近で確認しました。
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[ツクツクボウシ 2013年8月10日撮影]
こちらも平年より2週間ほど早くなっています。

6月28日(日)の粘菌に続き、7月5日(日)はキノコをテーマに森のセミナーを開催しました。講師はいつもお世話になっている「兵庫きのこグループ」の皆さんです。

開催前日は一日中雨。しかもこの雨が翌日まで続くとの予報が出たせいもあるのか、事前キャンセルが相次ぎました。しかし当日の朝には雨はあがり、絶好のコンディションで26人の参加者を迎えることができました。

いつものように午前中は近場組と遠出組のふた手に分かれて野外観察と採集をおこない、午後からは講師の方々に同定(種類調べ)と解説をお願いしました。
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[アカイボカサタケ]
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[オオアワタケ(仮称)]
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今年は雨は充分足りていると思うのですが、気温がやや低めということなのか、キノコの発生は盛大というほどではなく、採集してきたキノコの置き場所に困るということはありませんでした。しかし量はともかく、種類的には多く採れ、結果的に同定できたキノコは95種にのぼり(不明のものも含めると111種)、これまでの観察会での最高記録となりました。

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