2016年03月

ベランダから正面に見えるヤマザクラが昨日あたり満開になりました。
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森に自生するヤマザクラの開花時期は木によってかなり差があり、もうすっかり葉桜になっている木もあれば、上の写真の左側の木のようにこれから咲き始めるのもあります。
ベランダ正面の木の開花時期は森の中ではだいたい標準的なところです。
この木が今、もうすでに満開というのは例年より早いことです。

ところで一昨日、鳥の個体数調査で森を歩いたところ、前回の調査時(3月15日)にはほとんど姿が見られなかったメジロがあちこちでさえずり始めていました。エサの乏しいこの時期、ヤマザクラの花の蜜はメジロにとって貴重な食料になっていると考えられます。ヤマザクラが盛大に咲き始めたこの時期にメジロが森にもどってきたのは偶然ではないように思います。
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[ヤマザクラの蜜を舐めるメジロ 2012年4月21日撮影]

きょうは一日快晴。風はちょっと冷たかったですが、とても気持ちのよいお天気でした。
この日和のなか、ボランティアグループききみみずきんによる「森をおさんぽ絵本よみ」が開催されました。
定員25人を上回る応募があったのですが、体調不良などによるキャンセルが相次ぎ、参加者は19人となりました。
迎えるスタッフは4人。絵本読みとおさんぽの間にいろんなしかけを用意し、小さな子どもたちを飽きさせない工夫をされていました。
そしていつもながらの心づくしの対応。
スタッフのみなさん、今回もありがとうございました。

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[わらべ歌「なべなべ」]

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[昔話絵本「三びきのくま」]

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[「ジオジオのかんむり」]

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[かんむりの飾りさがし]

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[かんむり作り]

3月に入ると冬鳥のシロハラが目だって少なくなったことを前回お伝えしました。
昨日の調査ではシロハラの数はさらに少なくなっていました。
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[シロハラ センター付近で本日撮影]

ルリビタキも見かけなくなってきています。
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[ルリビタキもそろそろ見納め 2月16日撮影]

一方、冬の間はほとんど姿を見なかったマヒワ(数羽~十数羽)がここ5日ほど、センター周辺で見られました。どこかから移動してきたものと考えられます。
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[マヒワ 2009年3月27日撮影]

センター前のチョウの庭から芝生広場になわばりをつくり冬を越したメスのジョウビタキはいつまで姿がみられるでしょうか。
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[ジョウビタキ 芝生広場で本日撮影]

昨日は鳥の個体数調査が目的で森を歩きました。
新しいところでは、夏鳥のイワツバメを確認しました。
ウグイスのさえずりは、もう稀ではなくなり、森のあちこちから聞こえてきます。

一方で、最近あまり目にしなくなった鳥がいます。
ひとつはシロハラです。10日ほど前に同じコースを歩いたときには44羽に出会ったのですが、今回は10羽だけでした。シロハラは冬鳥です。森で越冬していたものたちが旅立っていったと想像されます。

もうひとつはメジロです。2月の初めにはコースを巡る間に66羽に出会いましたが、その後、大体10日おきにおこなった調査のたびに数は少なくなり、今回は5羽だけでした。
このように真冬にはたくさんいたメジロが春先には著しく少なくなるという現象は、この森では毎年のように見られます。
メジロは渡り鳥ではありませんが、一所に居続けるのではないようです。
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[ウメにメジロ 3月8日撮影]

ここ数日の暖かさで、森は一気に春めいて来ました。
山火事跡地では森でいちばん早咲きのヤマザクラが開花していました。咲いている花の多さから見て、開花が始まったのは今日ではなさそうです。昨日は休館日でレンジャーは確かめていないのですが、毎日森を歩いている常連さんによると昨日すでに咲いていたそうです。昨年より10日ほど早い開花です。
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[咲きはじめたヤマザクラ]

2月18日という早い時期に最初の花を確認したものの、その後停滞していたヒサカキもあちこちで花を咲かせ、森に独特の香りが漂いはじめました。
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[ヒサカキ]

オオバヤシャブシの明るい黄緑色の雄花も急に目立ち始めました。
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[オオバヤシャブシ]

動物では、日当たりの良い道端でカナヘビと、
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[カナヘビの子]

桜山貯水池で甲羅干しするアカミミガメを、どちらも今年初めて目撃しました。
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[アカミミガメ]

鳥については明日改めて。

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