2016年05月

ここ数日、量は少ないながらも雨が降り、森のため池では中休み状態だったモリアオガエルの産卵が再び始まっていたのですが、昨日の朝、なんとセンター前の生垣に産みつけられているのを発見しました。160528-1

明け方まで降った雨で側溝には少し水が溜まっており、カエルは適地と判断したのでしょうが、水が引くのは目に見えています。160528-2

そこで卵の救助も兼ねてこの卵塊を支えの枝ごと切り取り、しばらくの間センターで展示することにしました。160528-3

1週間ほどすると卵塊の下部が溶けて、そこからオタマジャクシが落下しはじめるはずです。

巣立ち雛を連れた小鳥のファミリーをよく見かけるようになりました。とくにエナガは今年多く、1周3kmのコースをゆっくり歩くと大抵3~4家族には出会います。
最近はヤマガラの親子もよく見ます。160521
[ヤマガラの巣立ち雛 2013年5月14日]
その他、これまでにカワラヒワ、ホオジロ、コゲラ、ウグイスの巣立ち雛を確認しました。
夏鳥のセンダイムシクイもどうやら巣立ちが始まっているようです。

雨が続きましたね。こんなときはネイチャーセンターへ。ラウンジでは森の中の生き物に来てもらって身近に観察してもらえるように、生物展示をしています。ベランダにいるオタマジャクシなどがそうです。
今回やってきたのは、「今日のゲスト」のキクラゲ。キクラゲ
玄関においているので、そっと触ってみてくださいね!

もうひとつは、かたつむり。これは、ネイチャーセンターに入ってトイレに行く手前にあります。のんびりなセトウチマイマイが入っています。かたつむり
かたつむり2
動いているのを見に来てくださいね。

雨が降った翌日に森へ調査に出ました。小さなカメムシの子どもがいたりクヌギカメムシ?

白くて小さなヒメヨツバムグラの花が咲いていたりヒメヨツバムグラ

コケの仲間は中に胞子が入っている壺ができていたりしました。コケ

ウラジロは、さらに背を高く葉を伸ばそうとしていました。ウラジロ1
ウラジロ2

美しい緑の中、気持ちの良い調査となりました。
これからの季節、長靴をはいて雨のあとの森散歩も楽しそうです。

きのう、きょうはあいにくの強風ですが、先月末ごろからチョウやトンボをはじめとする昆虫の姿が頻繁に見られるようになってきました。そのことを知っているわけでもないのでしょうが、虫取り網を持つ子どもの姿も増えてきました(観察の森では持ち帰らないことを条件に網で虫を捕まえてもよいことにしています)。
先日もひとりの昆虫少年が森での成果を見せにレンジャーのもとにやってきました。ひとつ分からないのが捕れたというので虫かごの中をのぞくと、シオヤトンボ、アサヒナカワトンボ、タベサナエなどにまじってたしかに見慣れないトンボが1匹。でも前に見たことがあるような...。思いを巡らし、浮かんだ名前がトラフトンボ。図鑑で確かめてみると間違いありませんでした。記録を見ると前に森でトラフトンボを確認したのはなんと10年前。私自身は16年ぶりの再会でした。
K君、貴重な情報をもたらしてくれてありがとう。
160504トラフトンボ
[虫かごから解放されたトラフトンボ]

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