2016年07月

姫路科学館、星の子館、県立こどもの館と自然観察の森の桜山公園4施設の合同イベント「桜山公園まつり」が明日まで開催中です。
自然観察の森では森に生えるコシダを材料にフクロウを作る工作イベントのほか、ボランティアグループききみみずきんによる紙人形劇・スライド絵本と、身近な樹木に親しくなるクイズで皆さんをお迎えしています。
フクロウ1
フクロウ2
コシダでフクロウをつくろう
紙人形
紙人形劇「月夜のでんしんばしら」
スライド絵本
スライド絵本
クイズ
クイズ 樹木と仲良くなろう

紙人形劇・スライド絵本は本日限りですが、その他は明日も実施します。どうぞお越しください。

今年は初めて観察する人や小学生の参加も多い年となりました。
まず「粘菌とは」の講義のあと、粘菌を見つける練習をしました。野外での観察では、自分が見つけたものが粘菌かどうかわからなかったのが、見ていくうちにキノコやカビではなく粘菌だというのが、だんだんわかるようになりました。観察1
観察2

綺麗な粘菌アメーバや子実体もみつかりました。粘菌1
粘菌2

また室内に戻り、湿室培養の方法を教えてもらって、家で観察を続けることになりました。ネイチャーセンターにもひとつおいているので、どんなふうに変化していくか見に来てくださいネ。
培養

きょうの朝、少し早く出勤して森の中を一周してきました。
繁殖活動は終盤を迎えたものの、ウグイスやメジロ、ホオジロ、ホトトギスのほか、キビタキ、センダイムシクイのさえずりもまだ聞こえ、鳥はけっこうにぎやかだったのですが、エナガは声も姿も確認できませんでした。
エナガはこの森でもっとも普通に見られる鳥のひとつで、6月中頃までは今年生まれの幼鳥を含む家族群がよく見られ、事務所窓際のアラカシにも毎日のようにやって来ていたのですが、最近はとんと姿を見なくなりました。
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[窓際のアラカシにエナガの幼鳥 6月18日撮影]

鳥は繁殖を終える夏から初秋にかけ、古い羽毛が抜け、新しいものに生え換わる換羽を行います。換羽中、鳥はあまり姿を現さなくなります。他の鳥より少し繁殖時期が早いエナガはもう換羽の時期に入り、姿をみかけなくなったのでしょうか。それともどこかに移動したのでしょうか。

「チ――― 」
ニイニイゼミの鳴き声がだいぶ力強くなってきました。
そして今日はアブラゼミが鳴き始めました。
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[アブラゼミの抜け殻 本日チョウの庭で撮影]

さて、昨年につづき、今年もセミの鳴き始める時期が非常に早くなっています。
今年と昨年、そしてそれ以前の18年間の平均の初鳴き日(初めて鳴き声を確認した日)を表にしてみました。
160705-2

どの種も昨年と今年はそれまでの平均よりかなり早いのですが、とくに赤字は20年間でもっとも早い記録で、昨年はヒグラシとアブラゼミが、今年はニイニイゼミとツクツクボウシが記録を更新しました。

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