2016年10月

27日の事、
開館のために玄関のドアをあけようとすると、アラカシの木にヤマガラが飛んできました。
あら、かわいい。
よく見ると何かくわえています。
!、クスサンの成虫です!
ヤマガラとクスサン

クスサンは開張10cm程の大きなガです。
クスサン

ヤマガラはクスサンを何度もつついて食べていました。
近くにいた斉藤レンジャーに報告したところ、
「クスサンは喰いでがあろうね~」とのことでした。
確かに、大きなクスサンはヤマガラにとって貴重なタンパク源でしょう。
クスサン好きの私としては微妙な心境ですが、これも自然の一部。
森の中でガの翅を拾うことがよくありますが、
きっとあちこちでこのような事件が発生しているのでしょうね。

片岡

昨日(10月19日)、森で冬鳥のジョウビタキとアトリが相次いで確認されました。
ジョウビタキは朝、井内レンジャーが団体対応の準備で森を回っている時に20番札付近で声を聞きましたが、その時姿は確認できませんでした。その話を聞き、午後、自分が姿を確認に行ったのですが、見られず仕舞いでした。その小一時間後、同じ話を聞いた鳥運の良い常連のMさんが同じ場所に行ってみたところ、実をつけたカラスザンショウの木でオスのジョウビタキとオスのキビタキが争っているという素敵な場面に遭遇したそうです。
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[ジョウビタキのオス 今年1月5日に撮影]

昨日は夕方、今シーズン初めて24羽というまとまった数のオシドリの群れも桜山貯水池で確認されました。
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[昨日、センターのベランダから撮影]

今年はコナラのドングリが豊作です。
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道を歩くとボタボタとドングリが落ちる音がし、写真のような状態のところが多々あります。
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正確ではありませんが、こんな豊作は10年ぶりぐらいの感じがします。

こういう状態ではありますが、自然観察の森ではドングリも含め採集はできませんので、ご協力よろしくお願いします。

このあいだ、姫路市内のD子ども会が、森に来てくれました。
プログラムは「ミニミニ自然ガイド」。ちょっとキツイ坂を上り、ちょっと観察小屋でおやつタイム。観察小屋
(ここの周りにキノコがいっぱい!)

おやつタイムが終わって歩いていると、鳥の鳴き声が聞こえてきました。どうやらヒヨドリのようです。いろんな鳴き方をしています。

キセルアザミやスイランの可愛い花も見てどんどん歩いていくと、キノコの傘だけがありました。レンジャーの了解を得て特別に触ったり、裏側に字を書いたりしてみました。キノコ
(文字が浮かび上がってきました。)

男の子がガを見つけました。頭が赤くて黒い羽根のガです。お腹が青く光って綺麗なホタルガでした。ホタルガ
(木漏れ日の中で見ると青く光って見えます)

池が見えるところにやってきました。お花やバッタを観察していて振り向いたら、子鹿が!写真を撮ろうとしたら、行ってしまいました。


森では10人以上集まれば無料でレンジャーがプログラムを提供します。申し込み状況を確認して希望の日をご相談ください。
http://park15.wakwak.com/~himeji/info/dantai_cal.htm

森では、木の下の少し湿ったところで見かけるチヂミザサ。山あいの畑などでは普通の雑草と思われている草です。チヂミザサ1
(ネイチャーセンターのすぐ下で)

虫めがねなどで見てみると、あんがい可憐な花でもあります。
チヂミザサ2

このようなトントントンと複数の花がついているのを穂状(ほじょう)花序(かじょ)といい、その中の小さな集まり(1つのこともあります。)を小穂(しょうすい)といいます。このような花の作りは、イネ科の特徴でもあります。

花は穂状花序の下から上へと咲いていくので、しばらく楽しめます。花が終わって実になるころには、小穂についている長い芒(ぼう)が粘液を出して動物の毛や人間の服にくっついてタネが運ばれていきます。

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