2017年01月

ニホンアカガエルは真冬に産卵を始めます。
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[ニホンアカガエル 2013年2月2日撮影]

真冬といっても、池が凍りつくような厳しい寒さのなかではなく、寒さが緩んだ雨の日です。
2日前がまさにそんな日でした。
休館日をはさんだ今日、北側のトンボ池へ見に行ってみると、期待どおり池の浅瀬に卵塊が産みこまれていました。
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[ニホンアカガエルの卵塊 2枚とも本日撮影]

その数はなんと39個。
初っ端からこんなにたくさん見たのはこの20年来初めてだと思います。
雨は降らなかったが暖かかった昨日にも産卵していたのだろうと推測します。

1月22日に行事「森のおもちゃばこ」を行いました。

おもちゃ作りを通して自然と触れ合うのが目的の行事です。
今回は400メートルほどのコースを歩きながら、おもちゃ作り&遊びを楽しみました。

作ったのは
ストロー玉吹き、マテバシイのトンビ折り、まつぼっくりのけん玉、松葉のおすもうさん、などなど。

この中で子どもたちに一番人気だったのは、松葉のおすもうさん。
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落ちている松葉を束ねて輪ゴムでまとめたものに、画用紙に描いた力士を挟み、土俵にみたてた紙箱の上に置いて、箱をとんとんと指で叩いて戦いました。

ちなみに、私のお気に入りはストローの玉吹きです。
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先の曲がるストローの飲み口を4つに割り、クスノキやマンリョウなど、丸い実をおいて息を吹き入れます。

息が弱いと実が上がらず、強すぎると飛んいってしまう、
絶妙の力加減が問われます。

今回行事を行うにあたり、本を参考にいろいろな草花遊びを試し、昔ながらの遊びの中に、面白いものが沢山あることが分かりました。
来年も行います。ぜひご参加ください。

(片岡)


朝、起きて外を見ると、予報どおり雪が積もっていました。
観察の森もいつもとは別世界。
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きょうはイベント「バードウォッチング入門」の日です。この雪のせいでキャンセルが相次ぎ、中止かと思われましたが、参加者2名とお手伝いのボランティアさん1名が見えられ、予定どおり開催しました。
通常このイベントではネイチャーセンター周辺しか歩かないのですが、せっかくの機会ですので、雪に覆われた森の中の2キロルートを回って見ました。160115-4

最初は上の写真のように晴れていたのですが、間もなく雪が降り始め、鳥を見るにはよくないコンディションになってしまいました。
それでもメジロ、ジョウビタキ、シメ、シロハラ、ヤマガラ、コゲラなどをなんとか観察し、最後には今シーズン初のミヤマホオジロにも出会うことができました。

トラツグミは冬鳥。数はごくわずかですが観察の森にほぼ毎シーズンやってくる常連客です。
同じヒタキ科の冬鳥で観察の森の常連のジョウビタキ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミなどが秋の10月~11月に渡来するのに対し、トラツグミはだいたい真冬になってから姿を現します。
年が明け、まだなのかと思っていたところ、今回の寒波が到来しはじめた1月11日、ネイチャーセンターを訪れたバードウォッチャーのお客さんからセンターの前で見たという情報が寄せられました。
13日にはレンジャーも同じ場所で確認することができたほか、東入口付近でも別の個体を目撃しました。
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[1月13日 東入口付近にて]

1月7日の朝、ベランダから見える桜山貯水池にカモの群れを発見。
望遠鏡で覗いたところ、トモエガモでした!
総数42羽(オス21羽、メス21羽)の群れです。
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朝から夕方まで群れのままで、警戒心が強いのか、対岸よりを行ったり来たりしていました。

実は、昨年末の12月19日にも18羽(オス9羽、メス9羽)の群れが見られました。
このときは比較的近距離の県立こどもの館付近におり、ほとんどのカモは昼寝中でしたが、少しの間起きたオスの巴模様の頭を、なんとか写すことが出来ました。
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トモエガモは冬鳥で、渡来数は全国的にみて多くありません。
環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に指定されています。
桜山貯水池では年によって数羽がまれに見られる程度です。
1987年に観察の森のレンジャーが調査を始めてからこれまでに一番多いカウント数は1991年の26羽でしたが、新年(酉年ですね!)早々にレコードを塗り替える事になりました。

片岡

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