2017年02月

2月20日の事、コナラの木にとまったヒヨドリがきょろきょろと、不審な動きをしていました。
キツツキのコゲラのように幹にしがみついてよじ登り、足元をじっと眺めています。
しばらくすると木の幹をつつきだしました。
写真1

よくみると舌を出しています。
どうやら樹液をなめているようです。
ヒヨドリの舌は先が筆のように割れており、液体をふくみやすくなっています。
写真2ヒヨ舌


冬の終わりが近づくにつれ木の実も減り、野鳥たちはエサを探すのに苦労しているようです。
昨日(25日)も樹液をなめているヒヨドリを見ました。
コナラの樹液は、かすかな甘みしか感じられませんが、ヒヨドリにとっては命をつなぐ糧なのかもしれません。

(片岡)

先日、巡回調査をしていると、ヤンマ池の近くの階段で写真のようなものを見つけました。なんの卵?1
なんの卵?2

棒でつついてみると、とても粘いもので丸い粒がくっついていました。なんの卵か確認するために、少し分けてネイチャーセンターに持ち帰りました。

それから10日ほどたった卵がこの写真です。なんの卵?3
どうやらニホンアカガエルの卵のようです。

ただ、なぜ水の中でなく階段にあったのか?、母親はどうしたのか?謎は深まるばかりです。

井内

きょうは一日かけて園内の主要なトレイルを歩いて生き物調査をする日。天気予報は曇りまたは雨でしたが、朝からすっきりと晴れ、風もあまり吹かず、ほぼ一日のどかでした。が、森はたいへん静かでした。それと言うのも、本来森でもっとも数が多いメジロとヒヨドリが激減していたからです。3キロコースで確認できたメジロは1月26日に86羽だったのがきょうは4羽、ヒヨドリは1月6日には34羽だったのが5羽でした。この時期にメジロとヒヨドリが減ってしまう現象はほぼ毎年見られます。森にエサが少なくなり、他所へ移動するのだと思われます。
024a
[ベランダ横の木で佇むヒヨドリ 本日撮影]

先日、新聞記者の方から粘菌について取材を受ました。粘菌調査の様子をお伝えするのに野外で落ち葉だまりをつついていたところ、なんと!しっかりとしたヘビヌカホコリの子実体を見つけてしまいました!
ヘビフクロホコリ

子実体というのは、アメーバから大変身してできたものです。1cmほどに成長してクネクネとしている橙色の中には胞子がたくさん入っています。成熟すると風にのって胞子が飛ばされていきます。植物で言うと、種子が出来た状態でしょうか。

今までヘビヌカホコリといえば夏のイメージがあります。この森で見られたのは、

6月 26日・28日
7月 8日・29日
8月 7日・20日
9月 28日
10月 1日、19日

でした。
このような気温の低い時に粘菌が見つかるとは思いもよらず、本当に驚きました!

井内

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