2018年05月

4月30日「森の不思議さがし」で子どもたちが見つけたイモムシは、調べてみるとテングチョウの幼虫では?ということで、テングチョウの幼虫が好んで食べるエノキの葉と一緒にケースに入れ、センターで飼ってみることにしました。
その2日後の朝、ケースを見ると、あれ?幼虫の姿がありません。探してみると、もう蛹になっていました!
写真①テングチョウの蛹

きれいなきみどり色の蛹です。尾の部分だけで葉に逆さまにぶら下がり、顔は葉の方を向いています。
そしてついに…
5月15日に羽化し、立派な大人のテングチョウになりました! 
写真②テングチョウの羽化

蛹の抜け殻は、不思議なことに白色です。きみどりの部分はどうなってしまったのでしょう?
写真③テングチョウの蛹の抜け殻


チョウの仲間には、卵や幼虫、蛹の姿で冬を越すものもいますが、テングチョウは成虫で越冬します。このテングチョウも、成虫越冬したチョウの子どもというわけです。
写真④テングチョウの成虫

数時間後、テングチョウは元気に羽ばたいて森へ帰って行きました。(植阪)

2回目のキッズレンジャークラブは、南側2キロコースを歩いて
生きもの探しです。
森の中で出会う可能性のある危険生物についての注意をしっかりと
聞いた後、準備を整えさあ出発!
ネイチャーセンターを出てすぐにレンジャーが見つけたのは
毒のない毛虫
0512キッズ①
 [ほら、クワゴマダラヒトリの幼虫だよ]

毒のない毛虫がいること自体ビックリだったみたいですが、さらに
それを手に取るレンジャーにもビックリした様子。でもすぐにみんな興味津々。
「触ってみたい人は手を出して」というと、我先にと手を出す子がたくさんいました。
手の上を歩く毛虫もなんだかかわいく見えてきます。
これぞ観察の森マジック!
0512キッズ②
 [手の上をお散歩中の毛虫]

いろんな生き物に出会えることを期待して進みます。
今回歩いたのは代表的なコースです。
途中、モンキアゲハやクロアゲハに出会い、ハルゼミの声も聴きました。
0512キッズ③
[みんなで観察 モンキアゲハ]

ホタル池ではモリアカガエルの卵やトンボ、池の中のアカハライモリや
アメンボ、マツモムシも観察できました。
0512キッズ④
[小さな池だけど、いろんな生き物がいます]

森の散策は午前中で終え、センターに戻ってお弁当を食べた後は
今日見つけたものをフィールドノートに記録し、図鑑で名前を調べたり
顕微鏡で観察したりしました。
0512キッズ⑤


次回は、北側のコースへ行きます。今日とはまた違った生き物に
出会えることに期待しましょう!(大津賀)

4月18日のブログでキビタキが増えてきたと書きましたが、そのキビタキの多くは森を抜けていったのか、思ったほどのにぎわいにはならず、4月22日、29日の早朝バードウォッチングでも昨年のようには参加者にキビタキを見てもらうことはできませんでした。

しかし、ここにきて再びキビタキの渡りの波が来たようで、昨日は森のあちこちでさえずる姿や、争う姿が見られました。
180502-1
[さえずる若いオス]

180502-2
[臨戦態勢のオス]

今度はどれぐらいが森に定着してくれるでしょうか。(斉藤)

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