2018年07月

セミの季節が到来。
森では今、ニイニイゼミを主としたセミの大合唱が鳴り響いています。
夏、観察の森に現れるセミは、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、チッチゼミの7種ですが、チッチゼミを除くセミの声は今年すでに確認しています。
おもなセミの初鳴き日(鳴き声を初めて確認した日)は以下のとおりです。
ニイニイゼミ 6月28日
ヒグラシ 6月30日
アブラゼミ 7月8日
ツクツクボウシ 7月20日
過去20年の平均と比べると、ニイニイゼミとツクツクボウシはほぼ同じで(ニイニイゼミが1日遅く、ツクツクボウシが1日早い)、アブラゼミがやや早く(4日早い)、ヒグラシがかなり早く(11日早い)なっています。

セミに関して気になることがひとつ。
ここ1~2週間、アブラゼミの死骸をよく目にしました。シーズンの終り頃に見かけるのは普通ですが、こんな早い時期からというのはちょっと不思議です。
ちなみにアブラゼミより早くから発生し、数もずっと多いニイニイゼミの方はまだほとんど死骸を見かけません。(斉藤)
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[アブラゼミの死骸]

昨日と今日、桜山公園の4施設(姫路科学館、星の子館、県立こどもの館、自然観察の森)合同による恒例の桜山公園まつりが開催されました。
今年のこの異常な暑さにもかかわらず、2日間で232人の方々がセンターを訪れ、レンジャーや森のボランティアが提供するプログラムを楽しんでいかれました。
訪れた方々の7割以上が観察の森に来るのは初めてということですが、これをきっかけにリピーターになっていただけたらうれしいです。(斉藤)

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[シダの葉っぱでフクロウづくりを指導する植阪レンジャー]
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[プレゼントクイズの答えあわせをする金井レンジャー]
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[ボランティアグループききみみずきんによるスライド絵本の上演]
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[ボランティアグループききみみずきんによる樹木の葉の解説]

森へ行事の下見や調査に出かけるとたくさんの昆虫に出会います。
種類を特定するためにセンターへ持ち帰ると段々と愛着が湧いてしまい…
「飼ってみようか!」となります。
最近、仲間入りした昆虫たちをご紹介します。

☆シロコブゾウムシ
写真①


5/31 採取 ナツフジの葉を食べます。くりっとした目がかわいく顔はジュゴンやバクのようにも見えます。そして体の造形はかっこいい。後翅が退化していて飛べないため手に乗せてゆっくり観察ができるのも魅力です! 産卵も確認できました。

写真②

[死んだふりが特技]

☆シモフリスズメ(幼虫)
写真③

[終齢]

6/14採取 クサギの葉をもりもり食べ、見つけたときは3㎝程でスリムな体でしたが4日程でぷりぷりした終齢の姿へ。
6/26 蛹へなるため土へ潜っていき、次の日もう蛹になったかな?と土を掘ってみると…
色は変わっていますがまだ幼虫の姿。ぐるんと身をよじっていました…
写真④

[蛹になるのに時間がかかるようです]

邪魔をしてしまいましたが立派に羽化した姿が見られると嬉しいです!
他にも何種類かの生きものをセンターで見られます。ぜひ立ち寄ってくださいね。
(金井)

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