2019年01月

ネイチャーセンターのバルコニーの前にある木々の枝が伸び、桜山貯水池の展望が得られなくなってきたので、昨年の12月中旬、(株)ホープの職員に剪定をお願いしました。
数日にわたる作業の結果、見違えるほど展望がよくなりました。

そのすっきり見渡せるようになった貯水池の対岸のいちばん隅っこの所に、今冬はオシドリの群れがずっと居ついています。190124-(2)
[群れの一部です]

センターのバルコニー以外ではこの群れを見ることができるポイントは限られています。対岸のオシドリの居場所まで直線距離で500m以上あり、観察にはセンターのバルコニーにあるような倍率30倍程度の望遠鏡が必要です。鮮明な写真を撮るのはちょっと難しいでしょう。
なお、池の周囲は立ち入り禁止になっており、対岸に近づくことはできません。
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[オシドリを望遠鏡に入れて見せる植阪レンジャー]

湖面が照らない曇りの日か、逆光にならない朝方が観察に適してきます。この機会をお逃しなく。(斉藤)

1月の活動は、野鳥観察の2回目。野鳥観察に欠かせないアイテム、フィールドスコープを実際に使いこなし、桜山貯水池にいるカモをじっくり観察しようと挑戦しました。
初めて使うフィールドスコープにみんな四苦八苦。それでもなんとか使えるようになり、いざ外へ。
写真①(カモ観察)
[ボランティアさんとチームになって活動]

しぐさのビンゴカードと照らし合わせながらじっくり観察したり、種類を見比べたり。カウンターを使って、数も数えてみました。

午後からは、子どもたちからの熱烈な要望を受け、センターの秘密の冷蔵庫の中身の大公開。さて、その中身はというと・・・レンジャーの資料として保管していた野鳥の乾燥標本でした。一般の方に公開するのはこれが初めて。これもキッズだからこそ出来たことです。
チーフレンジャーの斉藤さんの解説と指導の下、間近で見るヤマガラのかわいさやカワセミの羽根の美しさ、タカの足の爪の迫力に驚きの声があがりました。
写真②(標本解説)


本物ですので、袋から出すと匂いがきつく、ほとんどの男の子が見るだけで近づこうとしないのに対し、そんなことはものともせず、熱心にスケッチをとる女の子たちのたくましいこと。
写真③(ヤマガラスケッチ)


バーチャル、レプリカが溢れる時代。
本物からしかわからない事をたくさん感じてくれたと思います。
写真④(全体様子)


次は2月。とうとう最終回。お待ちしてます!

(大津賀)

鳥の調査(ラインセンサス)で今年初めて園内を4キロほど歩きました。
森では年末休みに入るまで、冬鳥が全体的に少ない状況でした。
10日ぶりに歩いた森の中は...
残念ながらあまり様子は変わっていませんでした。
ただ、今季もっとも少なさが目立つシロハラは、局所的にまとまって居た場所があり、少し増えたようです。しかし例年のように100~200メートル歩けば姿を見るというほどではありません。
また、園外ではありますが、飾西入口横の林縁に、今季も10羽ほどのカシラダカの群れがやって来ていました。(斉藤)

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[カシラダカ 飾西の林縁にて]

<きょうの調査中に確認できた冬鳥>
カケス
キクイタダキ
シロハラ
ツグミ
ジョウビタキ
アトリ
シメ
カシラダカ
アオジ

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[イロハモミジのたねを食べるアトリ センター前]

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